圧接工ってどんな仕事ですか?
ガス圧接とは、鉄筋端面同士を突合せ、酸素・アセチレン炎で加熱、圧力を加える事で鉄の原子同子が活発な運動を始め混ざり合います。
その結果、接合面が金属結合し接合します。接合部は、母材と同一の組成・組織になります。
継手工法は色々ありますが、異種の接合材を用いない同一素材のみで接合するこれに勝る接合方法はないと思います。
鉄筋継手工法として、ガス圧接は建築躯体構造上重要であり、最適な工法であると思っています。
なぜこの職業に就いたのですか?
僕は、学校にも行かずプラプラし、ろくでもない少年でした。そんな時先輩に、“バイトに来いや”と誘われ、初めてした仕事が圧接工事でした。(約30年前)よく先輩、親方、監督さん、まわりの方々から励ましの声をかけてくれた事を覚えています。いろんな人達に助けられ、支えられ頑張って来られたんだと思います。
この仕事を選んでよかった事はなんですか?
色々な人達との出会い、仲間に支えられ、挫折もありましたが助けられてきました。
だから僕も出来るだけフォローし、助けていきたいと思っております。
長年この仕事をしてますが、毎日が未だに勉強だと感じております。圧接と言う仕事は、建物が完成するとまったく目にすることのない構造物です。
しかし、皆様が安心して暮らせるよう、誇りを持ってこの仕事を頑張っていきます。
(これから皆様 ご安全に!)