移動式クレーンオペレーターってどんな仕事ですか？
移動式クレーンとは、「資材を動力を用いて吊り上げ、これを水平に運搬する事を目的とする機械装置で、原動機を内蔵し、かつ、不特定の場所に移動させることが出来るもの」を言い、トラッククレーン・ホイールクレーン・クローラークレーンと分類されていて、それらを操作する運転士です。ワイヤーで何トンも有る資材を吊り上げ、自由自在に移動させる、非常に技術の要する仕事です。
最初、物を吊り上げた瞬間に、前後左右に物が振れ、静止させる事が難しく、静止させた状態で吊り上げれるのに約3ヶ月、移動した荷を静止させるのに約半年間のトレーニングが必要ですが、自由自在に操れる様になった時の感動は最高です。
なぜこの職業に就いたのですか？
小さい頃から、クレーンに興味が有った事と、大きな機械で自由自在に物を操りたかった事が大きな理由ですが、移動式クレーンを選んだのは、色々な場所へ自分が運転して移動出来る、これが非常に魅力を感じました。
移動式クレーン運転士免許は国家資格です、何か資格を持ちたいと思っていた時に、国家試験に合格して資格を持ったら自分に自信が持てるのでは、と思い移動式クレーン運転士を目指しました。
この仕事を選んでよかった事はなんですか？
人の力だけでは移動出来ない、重い大きな物を機械を使って、自分の操作で目的の箇所まで移動する、この作業の繰り返しで何も無かった所に、大きな建物や構造物が出来て行く、出来上がった物を見て感動、自分もこのプロジェクトに参加していたのだと「実感」、「お疲れ様」と声を掛けられたり、「助かったわ！ありがとう！」そんな時、この仕事を選んで良かったと心底思います。
