昇降機設備工事ってどんな仕事ですか？
昇降機設備は、エレベーター・エスカレーターなど建物の縦交通として高層化する都市の発展に大きく寄与し、現在は、水道・電気・ガスなど、都市のライフラインと並び欠かせないものとなっています。また、竣工後に人々を運ぶだけに留まらず、建設中においては作業員や資材を運び、工程の合理化に貢献する役割も担っています。
主な業務は、施工図面・施工計画書をもとに建物施工に携わる建築・設備担当者、協力業者の方々と打ち合わせを通して、据付工法・搬入揚重方法を検討し、工場で作られた部品を現場で一つの形に組み立てていく仕事です。
この職業の魅力ってどんなところですか？
昇降機は人の命に係わる設備であることから、多くの人の知恵と努力の結集があって初めて社会インフラとして成立する仕事です。そのような責任ある仕事に関われることは、本当に良かったと思います。
また、昇降機はインフラ的な役割だけでなく、エンターテイメント的な要素を取り入れることにより、建物を訪れる人々の記憶に残る空間であると強く思います。
竣工にいたるまでには、挫折や苦悩もありますが、竣工した時、そこにモノが存在し、共に喜び合える仲間がいることは、一番の喜びです。
この業種ついてみたい！と思う方へのメッセージ
建設業の最大の魅力は自分たちの仕事がランドマークとして形に残ることです。その中でもエレベーター・エスカレーターは建物の利用者が必ず接する設備で、自身が据付けたエレベーター・エスカレーターを家族や友人が利用し、「〇〇のエレベーターすごいね！」や「〇〇のエスカレーター乗ったよ！」と言ってもらえることも多くあります。
社会に必要不可欠なエレベーター・エスカレーターを据付けるこの業種は大変やりがいのある、誇れる仕事です。
