塗装工(内装仕上)ってどんな仕事ですか?
塗装工の仕事は建物の外部や内部、壁や天井、床、金属や木部などさまざまな場所に塗料を塗って美しく仕上げ、建物を長期にわたって保護する仕事です。使用する塗料によって塗る場所に遮熱や抗菌、弾性や透湿性など機能性をもたせることもできます。塗装をきれいに仕上げ、長持ちさせる為には塗る物の状態に応じて下地の処理を行い、仕上がりに応じた手順で施工する必要があります。仲間と手順を確認しあい役割を分担して、求められる仕上りまで完成させていきます。
この職業の魅力ってどんなところですか?
塗装工になるまでは、塗装するまでに養生したり、パテしたり、塗装前にこんなにたくさんの前工程がある事を知りませんでした。できる事が少しずつ増え、たくさんの仲間とわいわいと協力し役割分担して自分にまかせられた工程を進めて仕上げていくのは、大変ですがやりがいがあります。
段々と仕上がってきて建物が完成した時は本当に達成感があります。また、自分たちが仕上げさせてもらった建物の近くを通った時は現場で大変だった事も思い出しますし、ここに自分が仕上げにたずさわった建物が残っていくのがこの職業の魅力です。
この業種ついてみたい!と思う方へのメッセージ
中学の頃に、学校の校舎を塗りに来てる人たちが塗装作業しているのを見て、「かっこいい」と思って興味を持ち、自分も高校を卒業してこの職業に就きました。現場は、いろんな場所でいろんな会社の人がいて、その人たちみんなで協力しながら1つの建物を完成に向かって工事を進めていきます。
塗装は、他の職種の方が作りあげた物をきれいに美しく仕上げ、建物を長持ちするよう保護するという業種です。
最初はみんな素人です。塗装、塗料に興味がある方は、建物という作品を一緒に造りましょう。