生コンクリート販売ってどんな仕事ですか？
生コンクリート工場で製造された生コンクリートを工事現場に正確かつスムーズに納入するための仕事です。
生コンクリートは商品名に「生」が付くように、納入段階では半製品の状態で、工事現場できちんと躯体(建造物等)に打設され、固まって所定の強度が発現して初めて商品として成立します。
我々は、着工時や各打設前日等に随時工事担当者と打合せを行なうことで、よりスムーズな商品納入を心がけています。
また、納入時等における様々な問題を解決するため、また顧客のよき相談相手になれる様、日夜努力しております。
なぜこの職業に就いたのですか？
メーカーとして多数ある生コンクリート工場ですが、固まって強度を発現すると いう意味では其々の特徴はあまりありません。我々の仕事はメーカー(工場)が製造した半製品にどのような付加価値を添えられるかに意味があります。
自分達で製造したものを納品する訳ではないので正直ジレンマもあるのですが、顧客の要望または喜んでいただける方策を自分で考えて、「付加価値」として具現化するところが楽しいです。
商品に特徴が少ない分、自分の特徴を出していくことが可能であると考えています。
自分の携わった仕事が形となって残っていくのが嬉しい気持ちになります。
この仕事を選んでよかった事はなんですか？
仕入先(工場や協同組合)と販売先(ゼネコン)と打合せや協議を実施し、うまく調整することが出来たときに「お役に立てた」という喜びを感じることが出来ます。
販売店の仕事は、商品を右から左に流すだけでも成立するかもしれませんが、仕入先を大事にしながら、顧客にも喜んでいただける「かゆい所に手が届く」ような仕事を、自分の工夫ひとつで出来るところが魅力だと思います。
いろいろな方々と話をするのが楽しいですし、ときに自分の専門知識を提供して仕事がスムーズに行ったときはやり甲斐を感じることが出来ます。
