■竹中工務店では2020年1月6日に年賀式が執り行われました。
新年明けましておめでとうございます。大阪竹和会会長を拝命しております青木でございます。
本年もこのように皆様方と共に、新春を迎えられることに深く感謝申し上げ、平素より竹和会活動にご指導・ご協力を賜っておりますお店の皆様方に厚く御礼を申し上げます。
先ほど、社長様、本店長様よりお店の業績のお話しがありましたように、昨年も各事業目標におきまして大きな成果をあげられたという力強いお言葉をいただきました。
また、大阪におきましては、本年以降も大きなプロジェクトが存在しているというお話をいただき、期待にあふれるとともに課題である生産力を確保しなければ乗り切れないという引き締まった思いを感じるところであります。
我々竹和会にとりまして、期待に応えられるため、生産力確保はもちろんのこと、社会の信頼の原点である「安全」「品質」「環境」に責任を負い、また、CSR・コンプライアンスの遵守徹底を再認識しなければなりません。同時に、先ほど社長様が、近年の建設業の一番の課題は「働き方改革」だとお話しされましたように、社会に対応した新しい働き方の価値観を共有し、「働きがい」「やりがい」を感じられるような環境を作り、新規入職者確保、離職者防止の活動を行っていく必要があります。
昨年の大阪竹和会活動では、今申し上げました生産力確保、そして働き方改革における作業所土曜閉所、それにまつわる現場での生産性向上 等々の課題を解決に向けて活動しましたが、なかなか納得できる成果には至っておりません。
本年も継続した重要課題として、竹和会会員の総力をもって少しでも前進した答えを出していきたいと思っています。
また、業種別部会活動では、現場における「生産性の向上」「品質の確保」「新しい技術」「コストの低減」等のテーマで1年間活動を行い、年末にはお店の幹部の方々、そして竹和会会員参加のもと、活動の成果発表会を開催し、その内容を活用することにより、それぞれの会社がさらに発展するための活動を行いました。
このような活動の中、本年も更なる成長と課題解決に向けまして竹和会運営基本方針、
1.「CSR・コンプライアンスの徹底」
2.「公衆災害・重大な労働災害の絶無」
3.「重大な品質問題の絶無」
4.「生産力の確保」
5.「生産性の向上」
6.「環境配慮活動の強化」
7.「経営・活動基盤の強化」
以上、7本柱の中身を分解し、竹和会会員が取り込めるように変換した内容で今年度の竹和会活動計画を立てましたので、その活動を実施して行きたいと思っています。
その中で、「安全」関しましては、昨年は残念ながら重大災害1件、発生させてしまいましたが、その後「基本に忠実な安全作業」の徹底を図り、今年は新たな気持ちをもって「意識向上に向けた啓蒙活動の実施」を徹底し、重大災害ゼロを達成する安全管理活動を行っていきます。
以上のような方針で今年の竹和会活動を行っていきますが、先ほど本店長様からもお話がありましたように、内勤と作業所、そして竹和会とがワンチームとなり、山積する課題や問題を着実に解決し、魅力ある建設業の実現に向けて取り組んでいきます。
今後とも、ご指導をたまわりますようよろしくお願い申し上げます。
最後になりますが、竹中工務店様の益々のご発展、名誉会長様、会長様、社長様をはじめ、社員の皆様、そして竹和会会員の ご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
2020年1月6日 会長 青木猛裕
