■大阪竹和会(大阪・京都・神戸地区)では毎年、竹和会の基本方針に基づいて、年初に各別部会にて年間の活動計画を策定し活動を行っています。
業種別部会ごとに練り上げた「活動テーマ」を実施項目ごとに明確化し、テーマに則り1年間活動し、年末の成果発表会に向け、調達部を中心とした竹中工務店内勤関連部門・作業所と協業し、三位一体で継続展開しています。
本年は、12月18日(月)13:30~ いちょうホールにおいて開催され、竹中工務店より54名、大阪竹和会より99名の参加がありました。
■大阪竹和会 青木会長より開会の挨拶があり、2017年度発表会がスタート。
■本年は、27部会の中から成果発表部会選考会で選出された9部会(躯体:3、仕上:4、設備:2)が日頃の活動成果を発表しました。
■西村調達部長より全体の講評のあと、本年度から最優秀賞、優秀賞、敢闘賞と上位3つの賞が設けられ、青木竹和会会長から「鉄骨部会(最優秀賞)」・「金属部会(優秀賞)」・「設備生産性向上検討会(敢闘賞)」の活動に対して賞状および賞金が手渡されました。
また西村部長の講評の中で、各部会に向け次年度への活動課題も示され、各部会とも来年へ向けて新たな挑戦が始まりました。
■恒例となった第2部の講話では、2015年3社で活動を開始した「設備女性活躍WG」も2016年から竹和会設備協力会社15社が加わり、総勢約40名で、作業員不足解消のため、建設現場の女性の母数を増やす活動を展開中。建設現場の魅力を女性目線で伝え、もっと一般の女性に建設現場や設備工事を知ってもらいたい!働きたいと思ってもらいたい!とみんなで工事を体験して作った動画が上映されました。
■続いて「デジタルコンストラクション(BIM、ロボット開発)の取組み」と題して、竹中工務店技術部の河井部長、嘉本グループリーダーより講話がありました。
背景には、担い手が高齢化した我が国の建設業は10年以内に100万人規模の大離職時代を迎えることが確実であり、生産性向上による省人化、建設業の魅力向上(4週8休、3K排除)による新規入職者の確保等の課題があり、デジタルコンストラクションへの期待が高まっているとして、今回の建設ロボットブームを一過性のものにしないためにも、竹和会の皆さんと協業した「メリットの共有」、「技術の保有・運用体制の整備」が不可欠であり、今後もご協力をお願いします。とのお話しがありました。
■建設業の再生と進化に向けた長期ビジョンへの取組みは続きます。
■また来年も盛大に開催できますよう
皆さまの更なるご協力をお願いいたします。