NEWSお知らせ

「2017年度人材確保活動に関する竹和会・竹中工務店合同説明会」を開催

2017.06.15

■高校教諭等に対しての『専門工事会社における人材確保活動に関する説明会』が、大阪竹和会と竹中工務店の共催で65日(月)1600から竹中工務店大阪本店で開催されました。

 

■大阪竹和会では、若手人材確保育成・実行委員会を中心に 専門工事会社の人材確保活動を展開しています。本年も、建設業界の現状を理解していただく機会として、合同説明会を利用してもらいたいと 開催されました。

本年は、大阪府・兵庫県の9校、14名の高校・専門学校などの関係者が参加され、建設業界の現状、大阪竹和会の取り組みを紹介するとともに、参加された先生方からの学校の現状報告など、相互理解の機会として有意義な説明会となったようです。

 

■合同説明会は、中村委員長、三木副委員長の進行でスタート。                       

             【中村委員長、三木副委員長の司会でスタート】

 

■開会にあたり青木竹和会会長より、大阪竹和会としては、社会基盤を支える建設業の役割を果たし更なる成長をしていくためにも、建設業界は入職の少ない中、離職率が高いのが実態なので、入職してからも心ある育て方を 気を配っていきたい!とのお話がありました。

 

 

 

 

【青木竹和会会長の挨拶】

 

 

 

 

 

 

 

■まず、竹中工務店調達部小川GLから、建設投資・許可業者数及び就業者数の推移、建設業の年収の推移について説明の後、人口減少や高齢化が進む中にあっても建設業の役割を果たすためには、賃金水準の向上や休日の拡大等による働き方改革とともに、国交省の推進している「i-Construction」等、建設業の生産性向上を目指す取り組みの説明がありました。

 

              【小川GLによる建設業の取り組み等の説明】

 

■続いて中村委員長からは、より優れた人材の獲得を目指し、昨年竹中工務店と竹和会が一体となって実施した人材確保育成に関する取り組みの一端について、同期会(1A)のスポーツ交流会の模様など、大阪竹和会のHPを通して紹介がありました。

 

        【大阪竹和会のHPで体験フェアの模様や同期会の模様を紹介】

 

■また、本年810日(木)に実施予定の作業所見学会についても、学生さんに生の建設現場を体験してもらい建設業への関心を高めてもらう機会としてほしいので、是非とも多くの学校に参加してもらいたいとの熱い想いが伝えられました。

また1031日(火)~112日(木)までの3日間、竹中工務店西日本機材センターにて開催予定の「建設機械展示会・建築体験フェア-Future2017」については、先程HP2015年開催の模様を見て頂きましたが、大阪製和会・竹和会・安全衛生協力会と西日本機材センターが共催で開催する ~省人化・見える化・環境負荷軽減をテーマとした最新の建設機械を大公開! ~をコンセプトに2017年も機械展示会と同時に建築体験フェアを開催し、建築生産の仕事を体験・体感!してもらったり、講演会、座談会なども企画された楽しいイベントとなっているので、こちらも大勢の学生さんに是非ご参加いただきたいとのお話しがありました。

 

■建設市場にとって将来の担い手の確保・育成は待ったなしの状況は依然変わっておらず、建設市場が関西圏においても引き続き堅調に推移している今こそ健全な建設産業へと再生する貴重なチャンスの機会としてとらえ、業界を挙げて技能労働者の処遇改善にも取り組んでいます。

 

 

■その後の意見交換会では、参加校の教諭の皆さんから、各学校の進路希望状況などの現状について報告がなされました。

 

先生方からの要望として、

 

・昨年度、大工を希望する女子生徒がいたが、就職活動にだいぶ苦労したので、女性が働きやすい環境をもっと整えて欲しい。

 

・企業実習訓練では、もっと仕事の中身を見せて欲しい。

 実際の仕事の中身を見たいが一度も現場に出ることなく帰ってくる人が多い。

 

・女性の方にもっと働きやすい環境をつくってほしい。(特別扱いをしてほしい訳ではなく、育児等と両立できる環境をつくってほしい)

   ⇒ 営業職希望の方が多いが、営業は残業も多く、職人さんの方が働く時間が決まっていて働きやすいと伝えており、職人(専門工事業技能労働者)として就職することを勧めている。

 

・30代以上の方について、受入側としてどうか。

 

 

などなど・・・より具体的に意見交換が行われました。

 

       【各学校から現状報告と質問・要望事項など・・活発に】

 

 

 

 

 

 

 

 

■適正な処遇改善による建設業の賃金水準の向上と共に、仕事の平準化や休日の拡大による働き方改革、離職を防ぐ取り組みなど、将来にわたって持続可能な産業構造を確立するためにも、何より我々建設業界の意識改革が求められていることを益々実感した説明会となりました。

 

 

■建物は一人の力ではつくりあげることは出来ません。建物に関わる多くの人達の想いをひとつにまとめあげる・・・是非 皆さんも建設業界の魅力を体感して下さい!

 

■高校生、専門学校生の皆さん 作業所見学会、体験フェアへのご参加をお待ちしています!!

 

 

 

«

»